【女子 手づくり部 Vol.5】切って、折って、貼るだけ!ポップアップカードを作ってみたよ

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こんにちは! 女子 手づくり部です。
今回も、印刷にちょっとした一手間を加えてつくれる、かわいい紙ものをご紹介いたします!

今回のテーマは「ポップアップカード」です!






ポップアップカードとは?

ポップアップカードとは、開くと立体になる「飛び出すカード」のことを言います。

そう聞くと、飛び出す絵本などを思い浮かべて「なんだか複雑で難しそう・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、今回ご紹介するのは「切って、折って、貼るだけ!」のとても簡単なものです!

何かメッセージを送るときに使うカードに「ちょっとしたひと手間」を加えて、飛び出すカードに変身させてみましょう!

以下からさっそく作り方です。
まずはポップアップカードの基本となる仕掛けから作っていきます!

ポップアップの仕掛けを作ります

まずこのような長方形の用紙を用意しましょう。
特に指定のサイズはありませんが、今回は12.5cm×18.5cmの紙を用意しました。

こちらの紙を半分に折ります。

半分に折ったら、その折り目の真ん中に、長さ2cm、幅が3cmになるように二本切込みを入れます。

切り込みを折り曲げて、折りグセをつけましょう。

紙を開くとこのようになります。

そして90度に折り、切込みを入れた部分を起こすとこのような形ができあがります。
これで、ポップアップカードの一番シンプルな仕掛けが、もうできました!

仕掛けにイラストを貼ります

仕掛けができたら、この部分に好きなイラストを貼って完成…なのですが、一つ注意しておかなければならないことがあります。

たとえば、このような大きなネコさんのイラストを貼ってカードを閉じると…

耳だけはみ出してしまいました!

貼り付けるイラストが大きすぎると、カードからはみ出てしまうことがあるのです!
こうなってしまうとなかなか悲しいですよね。

なので、カードの大きさに収まるようにイラストをつくるには、

イラストの大きさ ≦ カードの奥行き ― 仕掛けの奥行き

となるようにしましょう。

つまり今回の場合では、カードの奥行きが約9cm、仕掛けの奥行きが2cmなので、イラストの高さは大体7cmくらいに収まるようにしました。

イラストが描けたら仕掛けの部分に貼り付けます。

最後に、一回り大きい台紙(13.5cm×19.5cm)を外側に貼り付けて完成です。

台紙に貼り付ける際は両面テープやテープのりなどを使いましょう。
スティックのりで貼ると、台紙が反り返ってしまうことがあります。

外側の紙は、Wクラフトという紙を使いました。厚手な上に、表と裏で色が違っているのでポップアップカードづくりにはオススメです。

いかがでしょうか?
非常に簡単な仕掛けで、ポップアップカードの基本形が出来上がっちゃいました!

アレンジとして、周りに装飾を施したり、ネコを2匹にしてメッセージカードを持たせたりしてもOKです。


切込みを入れなくても仕掛けがつくれます

仕掛けを作るには切込みを入れるパターンが基本ですが、実はパーツを貼り付けることでも作れます。

このようなパーツを作って貼るだけです。
この方法を応用すれば二段重ねなどが簡単にできるので、挑戦してみましょう!

パーツを作ります

STEP1のカードと同じような形になるようにパーツを作ってみましょう。

長さ5cm、幅3cmの長方形を切り出します。

切り出せたら半分に折りましょう。
両端も0.5cmずつ折り、のりしろを作ります。
これで高さ・奥行きともに2cmの仕掛けパーツの出来上がりです。

パーツを貼り付けます

貼り付ける時はカードの方にも、折り目から2cmずつのところに印をつけておきます。

パーツをのりで貼り付けてみました。
この段階でカードを折りたたみ、しっかりと開閉できるかどうかを確認してみましょう。

最後にイラストを貼り付ければ完成です。

この方法だと、奥行きを考えて線を引いたり、切込みを入れたりする手間がほとんどありません。
仕掛けの数を増やしたり、奥行きや高さを調節するなど、いろいろと後からアレンジがききます。

カードのデザインやレイアウトなどをじっくりと考えたい場合はこちらの方法のほうがオススメかもしれません。


色々と応用してみましょう

STEP2のようなパーツ貼り付けパターンのメリットは、いろいろと応用がきくところです。

切込みを入れるパターンでは実現するのが難しいようなものも、比較的簡単にできてしまいます。

例として、シロクマの頭の上にペンギンが乗っかった「二段重ねのカード」に挑戦してみましょう!

二段重ねにするには

パーツの貼付けを方法を応用して、2段重ねのカードを作ってみます。

まず3種類のパーツを切り出します。

左からA、B、Cパーツです。
Aパーツがペンギン、Bパーツがシロクマの顔、Cパーツがシロクマの手になります。

まず、シロクマの顔と手になるB、Cパーツを貼り付けていきます。

同じ要領で、Bパーツの上にAパーツを貼ります。

横から見るとこのような感じです。
上に重ねるパーツは、下になるパーツよりも奥行きを短くすると、ひな壇のようにできます。

ここにイラストを貼ってあげれば完成です。

 

パーツを重ねた分、上の段のイラストのはみ出しには注意しましょう。

上に二段重ね以外にも、手前側に重ねることもできますので、いろいろと応用してみましょう。


ここからは超応用編です。STEP3までの工程とはかなり違うので、ご参考までにどうぞ。

こちらのページでドット絵のようなハートのポップアップカードの作り方が紹介されています。

Popup pixel valentines card 2013 (*new & improved*) – MINIECO.CO.UK

この方法を応用して応用してドット絵風のポップアップカードを作ってみました!

カードを設計しよう

まずはカードを設計する必要があります。

まず、紙の中心にベースとなる線を引きます。
この線でカードを二つ折りにすることとなります。

ドット絵のイラストを用意します。わかりやすいように1ドットあたり5mmで描きました。

そしてドット絵のイラストを配置するのですが、ベースの線よりも少し下にずらして配置します。
今回はベースの線から2cm下げます。この下げ幅がポップアップカードの奥行きになります。

そして2cmに下げた分、イラストの上部に2cmの余白を足します。

 

この余白分は、ベースから下げた長さと同じでなければいけません。

以上でカードの設計は完了です。

「設計するのむずかしい!」という方はこちらよりダウンロードできます!

緑色の紙に印刷してみました!

切り込みを入れます

今までのものと大きく違うのは、二つ折りにするのはいちばん最後ということです。
なのでこの時点ではまだ、カードを折ってはいけません!

印刷できたらまず切り込みを入れていきます。

切込みを入れるのはこちらの部分になります。

折りスジをつけます

切込みを入れたら、横線に折りスジを付けます。

折りスジを入れるのはこちらの部分になります。

折りスジをつける際に、カードが破れたり、切れたりしないように注意します。

折り筋がつけられたら、イラストを起こすように折り目を入れていきます。

一度2つ折りにして、しっかりと折り目をつけます。

90度に開くとドット絵風カードの完成です!

設計するのは少々手間がかかりますが、設計方法がわかれば様々なドット絵でカードを作ることが出来ます。

興味のある方は、是非チャレンジしてみてもいいかもしれません。


今回も手づくり部の部員のみんなに作品をつくってもらいました!

どんな作品ができたのか早速見てみましょう!

あんどうの作品

許されない海

2年前に描いた絵本から1ページ抜粋し、ポップアップカードにしました。

ただの平面だったイラストが、少しの工夫で飛び出す絵本のように生まれ変わり、印象も少し豪華になったようで嬉しく感じました。
メッセージを書く部分はあえて黒のミランダ(キラキラした紙)のままなので、白いペンで文字を書くと、普通のカードにはない特別感が出てくれるのではないでしょうか。

たかひらの作品

プロポーズ

先日、姉が入籍をしたので、そのお祝いに作りました。山羊と羊は似ているようで全然違っていて、描いていて楽しかったです。

飛び出す仕掛けは、レベルによってすごく難しいと思いますが、簡単な仕掛けはすぐに作れるので今後も活用していきたいと思います。

とくながの作品

開いたときに家が現れるポップアップカードを作成しました。
Illustratorで展開図を作成し、紙にプリントアウトして組み立てました。
屋根の細かい折り込みが少々大変でしたが、うまく飛び出てくれると達成感を味わえました。

カードを閉じたときに外側になる紙にフクロウのシールをはり、窓からのぞいて見えるようにしました。
今後またポップアップカードに挑戦するときには、もっと立体的な家を建てられるようにしたいです。

あだちの作品

童謡『おもちゃのチャチャチャ』の世界をポップアップカードにしてみました。

子どもたちが寝静まった夜に、おもちゃ達がおもちゃ箱から飛び出す瞬間をイメージしました。

おのだの作品

花束へ

友人が来月結婚するのでその結婚式にプレゼントするメッセージカードを作ろうと思い、ウエディングのポップアップカードを作りました。

カードといっても中身に使用したお花がペーパーフラワーだったので立体的になり厚みが出てしまいましたので、カードといっていいのかわかりませんが…花束のカードの仕組みはとても簡単ですごく作りやすかったです。
その分デコレーションにこだわり、厚みがあるのでレース糸で綴じるような加工に致しました。

花束へおめでとうの気持ちをこめて友人へ送ろうと思います。

くぼたの作品

わたなべの作品

さくらの木に思いをよせて…

4月から転勤で秋田へ旅立つ父のことを考えて、桜の木のメッセージカードを作りました。4種類の異なる紙を選び立体的に表現したかったのですが、幹?(樹?)の部分が弱くそのため台紙に貼るのにも苦労しました。

ですが、花びら模様の紙を使って桜の型抜きをし、台紙いっぱいに散りばめたのが可愛くてお気に入りです。

メッセージの罫線はクレヨンのペンをつかってみました。白い紙に線を引くよりも光沢感が出すことができて新しい発見となりました。

※ ポップアップカード作家 Kagisippo様が設計された「さくらのカード」のアレンジ作品となります。

KAGISIPPO POP-UP CARDS


ここまでポップアップカードの作り方を見てきました。
仕掛けを作るのが非常に簡単な分、素材選びやデコレーションに時間をかけられるがいいところだと思います!

これからの時期、門出を祝う際などに、手軽に素敵なメッセージカードを作ってみてはいかがでしょうか。


今まで女子手づくり部が挑戦してきた紙モノハンドメイドであれば、
皆さまにお教えすることができます。
もしもワークショップのご要望等があれば、お問い合わせください!


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